今日は、二十四節気の処暑。暑さが峠を超えて、徐々に収まってきます。少しほっとしますね。
昼夜の温度差も出てきます。
処暑から次の節季の白露の間は、昔から台風が多く発生する時期と言われています。まさに、今回のW台風は、各地に爪痕を残し、河川の氾濫で、収穫前の作物が台無しになっていました。これ以上の被害が出ないことを祈ります。
これからは、秋燥の始まりと言いまして、皮膚、髪、のどの乾燥に注意が必要です。体に熱がこもって手足に熱っぽさを感じたりします。そこで、水分、豆乳、薄めのお茶など清熱の物や、潤すものをとるようにしましょう。
今は、梨が旬を迎えていますが、乾いたのどを潤し、肺の熱をとるのには、一番です。
梨を半分に切って種の部分をくり抜きそこに、白木耳の戻したものを乗せ、はちみつをかけて蒸したものが、お薦めです。夏の消耗を補うのに棗をプラスすれば、完璧です。
中国薬膳伝統のレシピです。