夏の薬膳保存食「紫蘇ジュース」は、気の流れをよくして疲れを取ります。紫蘇に含まれるαーリノレン酸がアトピー性皮膚炎に効果があったという研究結果もあります。「すいか糖」は水分代謝をよくしてむくみを解消します。また白血球を活性化させ免疫力を高めます。スイカの時期が過ぎた時のために作っておくと便利です。写真は、すいか糖を煮詰めているところです。スイカをくり抜いて実の部分と種も薬効があるので一緒に鍋に入れ、初めは強火で灰汁を取り、途中から弱火で種を網で取りだして 飴状になるまでひたすら煮詰めます。保存期間は、どちらも冷蔵庫で6か月位です。
紫蘇ジュースの作り方
出来上がり約2.3L
材料
水 1.8L
赤シソ 400g
砂糖 1Kg(きび砂糖と白ザラメを使用した)
クエン酸 35g
作り方
①赤シソに水を入れ、クエン酸をいれて一晩おく。
②翌日液体がきれいな赤色になったら紫蘇をとりだす。
③紫蘇液と砂糖を鍋に入れ沸騰したら火を止める。
④ビンに入れさましたら冷蔵庫で保存する。
2011年7月30日版 信濃毎日新聞を参考にしました。