三伏の候、残暑お見舞い申し上げます。
本日は、二十四節気の立秋。七十二候では、涼しい風が立ち始めると言います。納得いかない方が多いと思いますが、安心してください、中国古来の暦法に「暑さは、三伏にあり」という言葉があります。
夏至後の庚(かのえ)の日6月27日から立秋後の庚の日、今年は8月16日までは、「夏の燃え盛る火の勢いが強く、秋の気配を伏せてしまうほど一年中で最も暑い時期」と言い、この季節を初伏、中伏、末伏の3つに分け三伏と言います。納得していただけました?五行で言う火は金を伏せるです。
早速食養生のお話にします。まず、自然界も人体も、水分の蒸発が著しいのでサラダや果物、ジュース等で、ビタミン、ミネラル、水分を摂り肌荒れを防ぎましょう。今は、湿度が高いのであまり感じませんが、秋口、空気が乾燥してくると肌へのダメージが大きかったことに気が付きます。肌は肺の影響を受けます。
汗と共に気も消耗しますので、平性で、補う働きを持つカボチャ、竜眼肉、黒ゴマ、棗、クルミなどを摂ります。
胃腸機能の弱い方は、山芋、ハスの実、隠元が、よいです。
最近、朝食は、よく梅干しのお粥にします。燕麦入りパンケーキの時もあります。それに、卵料理、野菜スープ、ぬか漬けきゅうりにお茶が、我が家の定番朝食。朝は、ウォーミングアップなので、お粥はいいですね!!
夏は鶏のように早寝早起きして、体を鍛えると、黄帝内経に書いてあります。
冷たい食べ物や、飲み物、クーラーの冷え過ぎに注意して、元気にお過ごしください。