芒種(ぼうしゅ)とは、麦などの芒(のぎ)のある作物が、熟成する意味で、大麦、小麦の収穫と粟や黍などの農作物をうえる時期です。この時期は、72候では、「蟷螂生ずる」と言い、カマキリが生まれ出る頃となっています。
カマキリは、昔から大雪予知能力があると言い伝えがあり、実際、平成26年2月の関東甲信の記録的大雪の前年、長野の友人宅庭では高っかい所に卵を産み付けていたそうです。
カマキリすごい!!
話を戻します。。芒種の時期は、梅雨に入るので、体から汗が蒸発しにくく、体が重だるくなってきます。水分代謝が悪くなると消化機能が落ち、ますます体液の巡りが悪くなり、年長者は、心臓、脳血管が硬化し易くなります。
胃腸機能を高める食材は、淡白な味の物。白身魚、きのこ類、豆類、発酵食品、雑穀、それに、水分の代謝を助ける緑豆、トウモロコシ、冬瓜などの食材で、補うようにしてください。
「椎茸と冬瓜のスープ」がお薦めです。(人民中国)