3月20日前後、1年のうち最も陰陽のバランスのとれた時期で卵が立つと言われ昼と夜の長さが同じになります。
今年の天の赤道と黄径の交わる瞬間日、春分日は3月20日でした。黄径0度これからぐるっと半年180度回ると秋分の日になります。中国黄河流域では、「春分の麦身を起こし、一刻値千金」春分になったら、農民は急いで冬麦に水をやらなくてはならない。その時期を間違えては、いくら後から水をやっても取り返しがつかないという諺があります。
春分には、何を食べたらいいか、陰陽のバランスを考えてたとえば、魚、蟹を食べる時は、生姜、葱、にんにく、酒、酢などの温性の調味料を使うとか、韮などの陽性の強い食材には、陰性の多い卵を使って調理するといった具合です。
昨日のカルチャースクールでは、「春分の薬膳」 黒棗のおこわ、切干大根と韮の卵焼き、黒木耳と銀耳の和え物、デザートは、牛乳葛寄せ苺ソースの献立にいたしました。体験の方をお迎えして、賑やかなひと時でした。
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